(212)平均寿命が延びたからこそ必要な空間

■ 人生90年

今は人生90年と言われる時代。

現代の社会は、60歳か65歳で定年退職するのが一般的かと思います。

その後、再就職をする人もいますが、自宅で余生を過ごす人もいます。

無職になって自宅で30年過ごす・・・。

時間に追われて生活するのが当たり前だった人にとって、時間に追われない生活に慣れるのは大変かもしれませんね。
 

■ 一人の時間はどこで?

たとえ夫婦であっても、生活する時間はまちまちです。

趣味も違います。

交友関係も違います。

そんな2人がずっと一緒にいるのはストレスのもと。

ですから、良好な関係を維持するには一人で過ごせる空間が大切になってきます。

仕事に追われるご主人たちのアンケートによると、「自宅でくつろげる空間はトイレしかない」との声も目立ちます。

きっと、新築をする時に「自分がどこでどうくつろぎたいか」ということを考えなかったか、希望はあったけど他の希望が優先された、ということなのかもしれませんね。
 

■ 仲良しの秘訣は程よい距離感

 一緒に暮らしていると、良いことも悪いこともあります。

時には1人になりたいこともあります。

それらの時間を大切に過ごすためには、一緒にいてくつろげる空間はもちろんですが、1人でくつろげる空間の確保も大切です。

後悔しない家づくりをするためには、そんな視点で考えることも必要になります。

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